明大前で整体なら「リベルタ整体院」痛み・しびれを最短で根本改善へ

こんにちは。Liberta整体院の院長、河内です。

近年、日本の夏は年々厳しさを増しています。特にここ数年は35℃を超える猛暑日が続き、熱中症により救急搬送される方が後を絶ちません。
今回は、「熱中症によってなぜ頭痛が起きるのか?」というテーマに焦点をあて、整体的な視点を含めながら、体にやさしい熱中症対策について解説していきます。

 

熱中症とは?医学的定義と3つのタイプ

熱中症は、高温多湿な環境下で体温調節がうまくいかなくなり、体内の水分や塩分のバランスが崩れることで発症します。重症化すると意識障害や多臓器不全を引き起こす危険な症状です。

医学的には、以下の3つのタイプに分類されます:

  1. 熱失神
     立ちくらみ、めまいが特徴。血圧の低下により脳への血流が一時的に減少します。

  2. 熱けいれん
     筋肉痛やけいれんが見られる状態。汗で失われた塩分不足が原因です。

  3. 熱疲労(中等度)〜熱射病(重症)
     大量の発汗と脱水、頭痛、吐き気、倦怠感、意識障害などが出現します。

このうち、**頭痛が特に顕著に見られるのが「熱疲労」や「熱射病」**です。

 

なぜ熱中症で頭痛が起きるのか?

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1. 脱水による脳の圧力変化

私たちの脳は、脳脊髄液という液体に守られています。脱水が進行すると体液全体のバランスが崩れ、脳内の圧力や血流にも異常が生じます。この結果、**「締め付けられるような頭痛」や「拍動性の頭痛」**が発生しやすくなります。

2. 血管の拡張と炎症反応

高温下では体温を下げようとする自然な反応として、血管が拡張します。この時、脳の血管も拡張され、神経を刺激しやすくなり頭痛を引き起こすと考えられています。

また、熱による軽度の炎症反応が自律神経に影響し、交感神経と副交感神経のバランスが乱れることで頭痛の原因になります。

3. 自律神経の乱れ

整体の視点から特に重要なのが、自律神経のバランスです。暑さによるストレスや睡眠不足、冷房と外気温との差によるストレスで、交感神経が過剰に働くと筋緊張や血管収縮が起こり、緊張型頭痛へとつながることも少なくありません。

 

正しい熱中症対策5つのポイント

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日常生活でできる熱中症対策を5つ紹介します。整体とあわせて意識することで、より強い身体を作っていきましょう。

1. 水分補給は「こまめに・少しずつ」

汗で失われる水分と塩分を補うためには、1日あたり1.5〜2リットルの水分摂取を目指しましょう。スポーツドリンクや経口補水液も効果的ですが、糖分が多いためバランスを考慮することも大切です。

2. ミネラルの摂取

ナトリウム、カリウム、マグネシウムなどのミネラルは、神経や筋肉の働きに不可欠。汗と一緒に流れてしまうため、梅干し、味噌汁、バナナ、海藻類などで補うことを意識しましょう。

3. 睡眠と冷房の使い方

睡眠不足は自律神経を乱し、体温調整能力を弱めます。寝苦しい夜は冷房を「27〜28℃」に設定し、タイマー機能を使って効率的に体を休めましょう。

4. 外出時は「首」を守る

首は熱を逃す重要な部位です。外出時は首を冷やすネッククーラーや、日よけ帽子を活用することで熱中症リスクを大幅に下げられます。

5. 整体で体のメンテナンスを習慣に

一時的な対処ではなく、「自律神経が安定しやすい体」を日頃から作っておくことが、熱中症に強い体への第一歩です。特に頭痛が出やすい方は、定期的な整体施術が非常に効果的です。

 

まとめ:熱中症の頭痛は「体からのサイン」

頭痛は、身体が「助けて」と言っているサインです。
無理をせず、水分を摂り、休息をとる。そして、体の歪みや自律神経の乱れが原因となっている場合は、専門家の手を借りることも必要です。

当院では、夏バテ・熱中症予防・自律神経ケアのための特別メニューもご用意しています。気になる症状がある方は、お早めにご相談ください。

 

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