こんにちは。Liberta整体院、院長の河内です。
本日は、日本全体で約3,000万人(約4人に1人)もの人が抱えている「腰痛」について書いていこうと思います。
「毎日、長時間のデスクワークで座っているだけなのに、夕方になると腰がズーンと重い…」
「湿布を貼ってもよくならないし、病院では“異常なし”と言われた。でも確かに、腰が痛い…」
「姿勢を気をつけたり、ストレッチをしたりしているのに、次の日には痛くなる。」
「我慢できなくなったら、接骨院や整体院に行くけどその場しのぎにしかならない」
こんな悩みは抱えていませんか?
当院には、同じ悩みを持つ方が多くご来院されます。
多くの方が口にするのが、「姿勢が悪い」や「運動不足」と言う言葉です。
確かに関係はしますが、これらが原因のことはほとんどありません。
腰痛の原因は日常生活と複雑に絡みやすくなっていますので、「なぜ腰が痛くなるのか?」という疑問に、専門的な視点からわかりやすくお答えし、今すぐできる簡単な対処法、そして整体でできる根本改善の方法をご紹介します。
今回は、腰痛の原因を数ある中から4つ紹介していきます。
①同じ姿勢でいることで筋肉の硬直
長時間のデスクワークでは、腰回りの筋肉が緊張し硬くなり酸欠状態や血行不良が起こり、疲労物質が蓄積して「ズーンと重い」「ピリピリ痛む」といった症状が出てきます。
②骨格のゆがみ(骨盤・背骨)
現代では長時間のスマホやPCの使いすぎにより、猫背やストレートネック、骨盤の歪みなど背骨の自然なS字カーブが崩れていきます。
これにより、腰椎に過度な負担がかかり慢性腰痛につながります。
③内臓の下垂・機能低下
意外かもしれませんが、内臓の疲労や位置のズレ(下垂)も腰痛の原因になります。一例で言えば、胃腸や腎臓などが下がるとそれを支える腹膜や靭帯が骨盤内に圧をかけ、腰痛を引き起こすことがあります。
ストレスや食生活の乱れによって、内臓の動きが鈍くなることも原因の一つです。
④ズボラ筋の機能低下
「ズボラ筋」とは、普段あまり使われない深層筋群のことを指します。これらの筋肉が弱化すると、腰椎を支える力が低下し、他の筋肉に負担がかかり、腰痛を引き起こす原因となります。
自分でできる対処法
①1時間に1回は動かす
血流を促進し、筋肉の緊張を和らげるには、「動く」ことが大事です。デスクワーク中も1時間ごとに1〜2分立ち上がって歩くだけでも違います。
立てない人は
腰ひねり:椅子に座ったまま、上半身を左右にゆっくり回旋(左右5回ずつ)
貧乏揺すり:ふくらはぎは第二の心臓と言いますので血流には大きく関わります
姿勢を変える:楽に座ったり、いい姿勢になったり固まる前に姿勢を変えます
②座っている姿勢を見直す
いい姿勢を作る必要はありません。
椅子の腰掛けに厚めのクッションを入れる
常に自分が楽な姿勢を作る
整体でできる根本的なアプローチ
当院では、腰が痛い時の「表面的な痛み」だけではなく、その根本原因にアプローチする整体を行っています。
・内臓調整
内臓の位置が乱れていると、腹部から骨盤まわりの筋膜や靭帯に緊張が走り、結果的に腰痛を引き起こすことがあります。当院では内臓に対して優しく働きかけ、下垂した臓器の位置を整えることで、内側から腰痛の原因を解消していきます。
※ソフトな手技なので安心して受けていただけます。
・骨格調整(骨盤・背骨のアライメント修正)
姿勢不良によって歪んだ骨盤や背骨を、手技で少しずつ正しい位置に戻していきます。これにより腰椎の負荷が減少し、痛みが出にくい姿勢をキープできるようになります。
骨盤の前傾・後傾
背骨の側弯や湾曲
足の長さの左右差 などをチェックしながら調整
・筋肉・筋膜の調整(筋膜リリース)
慢性的な腰痛は、筋肉だけでなくその周囲の「筋膜」が癒着して動きにくくなっているケースも多いです。当院では、筋肉と筋膜を丁寧にリリースして柔軟性を回復させ、自然な動きを取り戻す施術を行っています。
特に以下の筋肉を重点的にケア:
腸腰筋(姿勢を支える深層筋)
大臀筋(お尻の筋肉)
脊柱起立筋(背中の縦に走る筋肉)
・ズボラ筋のトレーニング
深層筋群であるズボラ筋をターゲットにした施術やエクササイズを行うことで、筋肉の機能を回復させ、腰椎の安定性を向上させます
腰が痛い時、痛みだけをその場しのぎでごまかしても、根本的な原因を取り除かなければまたすぐに再発してしまいます。
あなたの腰痛の原因は「筋肉」「骨格」「内臓」かもしれません。どこに本当の原因があるかをしっかりと評価し、正しい方法で整えていくことが大切です。