こんにちは。Liberta整体院 院長の河内です。
今回は、これから梅雨に入り悩みが増えてくる、「天気によって悪化する偏頭痛」について詳しくお話ししたいと思います。
こんなお悩み、ありませんか？
・曇りや雨の日に頭痛がひどくなる
・天気が崩れる前からズキズキと痛みが出る
・天気予報アプリ「頭痛ーる」が手放せない
・病院の薬を飲んでも効かないことがある
・職場で仕事にならないほど辛い
もし、あなたがこれらの症状に心当たりがあるなら、**天候の影響を受ける「気象性の偏頭痛」**かもしれません。
特に、事務職などで長時間のデスクワークが多い方、自律神経やホルモンバランスが乱れやすい女性にとても多く見られます。
偏頭痛とは？その本当の原因
偏頭痛とは、脳の血管がなんらかの影響で急激に拡張することで起こる頭痛です。ズキズキと脈打つような痛みが特徴で、多くの場合は片側（または両側）に発症します。吐き気や光・音への過敏も伴うことがあります。
そして、最近注目されているのが、「気圧や天候の変化が原因で起こる偏頭痛」です。
天候によってなぜ偏頭痛が悪化するのか？
それには、自律神経と血管の反応性が深く関係しています。
・気圧の変化がカギ
雨や台風の前、低気圧が近づくと、私たちの体はその気圧の変化を敏感にキャッチします。
特に「内耳（ないじ）」と呼ばれる平衡感覚をつかさどる器官が、気圧の変化をストレスとして脳に伝え、自律神経を乱す原因になります。
これによって交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、血管が拡張。結果として偏頭痛が起きやすくなるのです。
最近「頭痛ーる」というアプリが出ているのをご存じでしょうか？
気圧の変化をグラフで予測・表示してくれるアプリで、天気によって頭痛が出る方の間では非常に人気があります。
実際に当院の患者さんでも、「頭痛ーるで低気圧が来るとわかると、その日の朝から痛み出す」とおっしゃる方が多くいらっしゃいます。
つまり、これは「気のせい」ではなく、体が気圧変化に反応している本当のサインなのです。
気象性偏頭痛になりやすい人の特徴
特に以下のような条件が重なると、天気による偏頭痛のリスクは高まります：
- 事務仕事などで長時間の座り姿勢
- ストレスが多く、リラックスしにくい環境
- 冷え性・低血圧など、循環が悪い
- 生理前やホルモンバランスの影響を受けやすい
- 睡眠の質が悪い・浅い
つまり、「自律神経が乱れやすいライフスタイル」を送っている方が、天候による偏頭痛の影響を受けやすいのです。
薬に頼らない改善方法もあります
もちろん、病院で処方される偏頭痛薬（トリプタン系など）は即効性があり有効です。ただ、それは一時的な対処にすぎません。
そこで、当院では以下のような方法で根本改善を目指しています
・ポイント1：首と頭の筋膜リリース
気圧の変化により緊張しやすい「後頭下筋群」「胸鎖乳突筋」などを、正しく緩めることで、頭蓋の圧を下げて血流を安定させることができます。
ポイント2：自律神経を整える骨盤・背骨調整
骨盤や背骨の歪みがあると、自律神経の通り道である脊髄にも悪影響を及ぼします。定期的な調整で副交感神経が優位な状態をつくり、偏頭痛を予防。
ポイント3：呼吸と内臓の連動調整
呼吸が浅くなっていると、交感神経が過敏に働きやすくなります。当院では横隔膜と肋骨の可動性を高める施術も取り入れています。
偏頭痛は、「薬を飲んで我慢するもの」と思い込んでいませんか？
実際には、生活習慣の見直しと専門的なアプローチで改善できるケースが多くあります。
特に、天気によって偏頭痛がひどくなる方は、整体で体の内側からバランスを整えることが非常に有効です。
偏頭痛の辛さは、周りにはなかなか理解されません。でも、私たちは分かっています。
だからこそ、あなたの不安に寄り添い、根本改善をサポートしたいと考えています。
初回カウンセリングでは、頭痛の発生タイミング・生活習慣・姿勢分析を行い、
あなたに合った施術プランを提案させていただきます。
一人で悩まず、「ここなら治るかもしれない」と思ったその気持ちを大切に。
まずはお気軽にご相談ください。
